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2007年10月13日 (土曜日)

軽量鋼矢板でボイリングを止められるか

 通常、砂地盤の地下水が高い場所で、遮水性のある土留壁を使用した場合に、ボイリング現象の発生が考えられています。
 では、遮水性のない軽量鋼矢板建て込み工法を使用した場合、水圧の作用や、ボイリングは発生しないと考え、値入長の削減を行うことは可能でしょうか、それは危険だと思います。
 軽量鋼矢板のセクションの構造上、確かに鋼矢板より止水性は低いですが、一時的に漏水があっても次第に土砂等により閉塞され漏水は少なくなります。この間、掘削部ではポンプによる水替えが行われ、掘削底部と、土留背面の地下水位には差が生じ、ボイリングが発生する状態となんら変わりはありません。
 逆に言えば、多少の漏水はありますが、軽量鋼矢板もボイリングを防止するために、有効な手段としてなりうるのではないでしょうか。
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2007年10月 1日 (月曜日)

矢板引抜時の影響は塩ビ管も同じでは?

「矢板引抜き時の付加土圧が埋設された管渠へあたえる影響」についてですが、

 矢板引抜きに関する付加土圧の適用は、「JSWAS A-1 下水道用鉄筋コンクリート管」に下水道協会式(改定式)として掲載され、詳細については「下水道用管(剛性管)に係わる土圧報告書」で示されています。また、道路協会の「カルバート工指針」の剛性カルバートの設計にて、溝型の矢板を使用する場合は、JSWAS A-1を参考に検討するとあります。しかし、いずれも、剛性管に関する考え方として示されています。
 
 塩ビ管に関する付加土圧の考え方は、昭和55年10月発行、国土開発技術センター「下水道用硬質塩化ビニル管の道路下埋設に関する研究 報告書」及び、平成14年8月発行、塩化ビニル管・継ぎ手協会の「下水道用硬質塩化ビニル管道路埋設指針」に、それぞれ、矢板引き抜きの影響に関する試験報告書が掲載されています。

 その、試験結果はいずれも標準的な埋設では、矢板引抜の影響は少ないとまとめてあります。 JSWAS K-1や、道路土工指針でも、塩ビ管については付加土圧を考慮するとは明記されてありません。

そのことからしても、塩ビ管については矢板の引き抜きによる付加土圧を考慮した「下水道協会式(改訂式)」の適用は考慮しなくていいことになりますが、

何でヒューム管だけに土圧が掛かって塩ビ管に掛からないのか、どうも納得がいきません
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