« 小規模土留めの設計で省エネ設計・施工 | トップページ | 軽量鋼矢板でボイリングを止められるか »

2007年10月 1日 (月曜日)

矢板引抜時の影響は塩ビ管も同じでは?

「矢板引抜き時の付加土圧が埋設された管渠へあたえる影響」についてですが、

 矢板引抜きに関する付加土圧の適用は、「JSWAS A-1 下水道用鉄筋コンクリート管」に下水道協会式(改定式)として掲載され、詳細については「下水道用管(剛性管)に係わる土圧報告書」で示されています。また、道路協会の「カルバート工指針」の剛性カルバートの設計にて、溝型の矢板を使用する場合は、JSWAS A-1を参考に検討するとあります。しかし、いずれも、剛性管に関する考え方として示されています。
 
 塩ビ管に関する付加土圧の考え方は、昭和55年10月発行、国土開発技術センター「下水道用硬質塩化ビニル管の道路下埋設に関する研究 報告書」及び、平成14年8月発行、塩化ビニル管・継ぎ手協会の「下水道用硬質塩化ビニル管道路埋設指針」に、それぞれ、矢板引き抜きの影響に関する試験報告書が掲載されています。

 その、試験結果はいずれも標準的な埋設では、矢板引抜の影響は少ないとまとめてあります。 JSWAS K-1や、道路土工指針でも、塩ビ管については付加土圧を考慮するとは明記されてありません。

そのことからしても、塩ビ管については矢板の引き抜きによる付加土圧を考慮した「下水道協会式(改訂式)」の適用は考慮しなくていいことになりますが、

何でヒューム管だけに土圧が掛かって塩ビ管に掛からないのか、どうも納得がいきません
Photo
2

|

« 小規模土留めの設計で省エネ設計・施工 | トップページ | 軽量鋼矢板でボイリングを止められるか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/83056/16631419

この記事へのトラックバック一覧です: 矢板引抜時の影響は塩ビ管も同じでは?:

« 小規模土留めの設計で省エネ設計・施工 | トップページ | 軽量鋼矢板でボイリングを止められるか »