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2008年4月 6日 (日曜日)

ボイリングが発生した場合の対処法

 地下水の高い砂質地盤などで、管渠布設のために開削工法による掘削を進めていくと、背面側の地下水位と、掘削側の地下水位の水頭差による水圧が、掘削底面の土砂の重量とのバランスを失い、ボイリングが発生する。
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 ボイリングにより飽和した地盤は、比重が極端に低下し、力学的土質定数も低下し、基礎地盤としては破壊された状態で、管渠の支持力低下や、土留め工の受動土圧も低下している。
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 このような状態は、いうまでもなく危険な状態で、早急にこの状態から回避しなければならない。ボイリングの前兆である小規模なパイピングが確認されたら、できるだけ早く土砂を埋戻す必要がある。その後ボイリング防止のために必要な根入れ長を見直しを行う。地下水位に変化がない場合は、基礎地盤の単位体積重量の低下を考慮して、根入れ長を増加し矢板の打ち直しを行う必要がある。

 また、ボイリングの進行が激しい場合は、基礎地盤の比重や、支持力が低下しているため、ボイリング防止の根入れ長は膨大となり、さらに管渠やマンホール構築のための基礎の支持力は期待できないし、矢板の引抜き等の影響でも管渠の沈下が考えられる。

 ボイリングが進行した場合の対策としては、基礎地盤をセメント系の地盤改良が有効だが、かなり高価となる。
その他には、比重の高い栗石を飽和した底盤に投入し、軽量化した基礎地盤の重量を回復される方法がある。その後安定シートやはしご胴木基礎を併用して、管渠やマンホールの沈下を防止することが、経済的な方法である。

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